各種保険に加入している人は、早めに住所変更の手続きをすべきです。

 

公的な手続きとは違って保険の場合、いついつまでに行わないといけないといったルールは特別ありません。

 

しかし早めに変更しておかないと、ついうっかり忘れてしまうこともあります。

 

そして不慮のアクシデントで保険申請をしたときに、住所が違ってトラブルになることも考えられます。

 

特にマイホームを購入して、火災保険や地震保険に加入している人は注意しましょう。

 

もし変更する前に家事や地震で家屋がダメージを受けた場合、保険金が下りないといったことも考えられます。

 

保険の変更ですが、まずは保険会社に問い合わせをするのが一番です。

 

変更届の書式などは、保険会社によって若干の違いがあるかもしれないからです。

 

おそらく保険会社の担当の部署に連絡を入れて、引越しした旨を伝えると関連する用紙を郵送してくれるはずです。

 

その用紙の中に、どのようにして手続きを進めるか、マニュアルが書かれているでしょうからチェックしてください。

 

また最近では、各保険会社のホームページで手続きの方法が開設されていたり、変更届をダウンロードできるようにしていたりなど対応しているかもしれません。

 

私もそうでしたが、平日に日中などしか電話の受付していないケースも多いので、インターネットを使って自分で調べるのもアリだと思います。

 

保険を使うような場面に遭遇しなければ大丈夫と思っている人もいるでしょう。しかし住所変更をしていないと、何もアクシデントが起きなくても問題があります。

 

例えば満期の通知ははがきを使っていることが多いので、契約の更新ができなくなるかもしれません。

 

また保険料を一定金額以上支払っていると課税所得控除保険証明書が届き、それを使って年末調整するのですが、この手続きもできなくなって、余計に税金を支払う羽目になるかもしれません。