引越しすることが決まったら、電力会社に電話を入れて住所変更の手続きをしなければなりません。

 

連絡のタイミングですが、当日でも間に合う場合があります。

 

でも余裕を持って、引越し予定日の1〜2週間前までに済ませておくと安心です。

 

手続きをする際に、現在の住所と引越し先の住所、引越しの日時、皆さんの名前、お客様番号が必要です。

 

お客様番号は一般の人にはあまりなじみがないかもしれません。領収書などに番号が記載されていると思うので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

おそらく電気代の締めの日に都合よく引越しをする人はまれでしょう。となると、引越し当日までの電気代を日割り計算して精算する必要があります。

 

支払方法ですが、いくつかの選択肢があります。

 

引越し当日に電力会社の人に直接来てもらって、現金にて支払う方法です。

 

この場合、住所変更手続きをする時に予約もしておかなければなりません。

 

もし口座振替やクレジットカードによる支払いをしているのであれば、電力会社の管轄内で移動する場合にはそのまま支払いができます。

 

ただし契約の種類や遠方への引越しの場合、支払ができない場合もあります。カードや口座振替を検討しているのであれば、電力会社に確認しておくと良いでしょう。

 

もし引越し当日現金を準備できない、スタッフに来てもらえなくて支払えない場合には引越し先に請求書が行きます。通常通り、銀行やコンビニなどで料金を支払うようにしましょう。

 

前の住まいを退去するときには、すべて荷物を運び出したところで忘れずにブレーカーを下げておきましょう。また引っ越し先で電気を利用するためには、ブレーカーと漏電遮断器、配線用遮断器それぞれを「入」に変えると、電気が通ると思います。