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引っ越し費用を安く済ませる方法|良い引っ越し業者の選び方

ひとくちに「引っ越し」といっても、業者によって費用が大きく異なります。

 

また、同じ業者でも、引っ越し時期(繁忙期か閑散期か)や曜日など、ほんのささいな違いで費用に違いが出ます。

 

私は2年間で3回引っ越しをした経験がありますが、1回目に利用した業者に2回目を頼もうと思って希望日を伝えたら、前回と比べてかなり料金が高かったため、別の業者にお願いしました。

 

さらに、具体的なサービス内容によっても費用は変わってきます。

 

例えば、荷造りから荷解きやダンボールの片付けまで業者に任せると、自分の手間がかからない分、料金は高めなります。

 

良い引っ越し業者を見極めるコツは?

引っ越し業者を決める上で、まずやっておきたいのは複数の業者の料金を比較することです。

 

同業他社から同じ条件で見積もりを取ることを「相見積もり」と言います。

 

複数の見積もりを比較して、最もよい条件のところを選びます。

 

引っ越し費用の見積もりを取る場合、引っ越し業者の営業マンが家を下見して、荷物の量や種類を確認し、基本的にはその場で見積もり書が出ます。

 

このとき、ほぼ全員の営業マンが「今決めてくれたら、この金額だけど、後になるとわからない」といって決断を迫ってきます。

 

私が以前、頻繁に引っ越しを繰り返していた時期につかんだコツは、

 

「同じ日にすべての引っ越し業者の営業マンを時間差で呼んで、最後の業者が帰ってから、最もよい条件のところに決める」

 

ということです。

 

まず先方には正直に「今日は複数の業者に見積もりをお願いしている。必ず今日回答するから、夜まで待って欲しい」と伝えます。

 

それでも「今でないとダメ」とねばられたら、そういう業者はたとえ料金が安くてもそこで私から断っていました。

 

というのも、会社の顔である営業マンの融通がきかないと言うことは、

 

実際の引っ越しの時の対応も似たようなものだと想像できるためです。

 

あとで困るよりも、見積もりの時点で断る方が気楽ですから。

 

そうやって複数社から相見積もりを取ったら、経費の総額だけではなく、個別の内容も踏まえて総合的に判断して決めます。

 

例えば、配送代は最安値だがエアコンの設置費用が高いという例や、

 

荷物の総量制限を超えると割高な追加料金がかかる例などがあるので、確認しておきましょう。

 

ちなみに、相見積もりをお願いする業者の数は、私の経験からすると「4から6社」が妥当だと思います。

 

10社だと自分も面倒で対応できません。逆に2〜3社だと少ないと思います。

 

仮に1社の対応が悪いと、残りの1から2社から仕方なく決めることになるからです

 

引っ越し業者大手と中小の業者との違いは「サービスに対応している地域」と「価格」

引越しの業者選びで基準の一つとなるのは「引越し大手」か、それとも「地元業者」かという点です。

 

その大きな違いとなるのは「サービスに対応している地域」と「価格」の2つです。

 

関東から九州、あるいは東北から関西など遠距離の引越しを行う場合には大手に依頼するほうが無難です。

 

営業所の数が多く、長距離移動を見据えた輸送システムが確立しているからです。

 

一方地元密着型の中小企業に依頼する場合、引越し先へ直接荷物を届けてくれることはほとんどありません。

 

提携している他の業者と連絡を取って、荷物をピストン輸送することになるケースが大半です。

 

委託する業者が増える分だけ人件費がかさんでしまいます。

 

また荷物の乗せ換えを行う場合に破損などの事故が起きる可能性もあります。

 

そうした事態を避けるため、幾つかの業者は引越しの対応範囲を最初から限定して広告を出していますからチェックしてみましょう。

 

引越しによる移動距離がそれほど多くない場合には、地元の業者に依頼するメリットが出てきます。

 

大手では大々的な広告を出すための宣伝費が料金に影響していると言われています。

 

そのため見積もりで提示された金額からさらに下がることはほとんどありません。

 

一方地元の業者はほとんどの場合高額の広告をしていないため、引越しの費用は輸送のトラックと人件費で決まります。

 

近隣で同じ日に引越しが行われる場合にはその分燃料費を抑えることができるため、料金が格安になることもあります。

 

また発注が無い日に仕事を受けるために「激安価格」が設定されるケースもあります。

 

こうしたことは全国展開してスケジュール管理が徹底されている大手業者ではほぼありません。

 

このほかに、作業員が教育を受けた社員か、あるいはアルバイトかといった点も異なる場合があります。

 

事前に契約内容をよく確認して希望条件にあった会社を選ぶことが肝要ですよ。

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