セカンドストリートの買取はひどい?口コミ・評判からわかるリアルな注意点と使いこなし術

セカンドストリートの買取はひどい?安い?実際の口コミ・評判をもとに、査定額が下がる理由や損しないコツをFPが徹底解説。売れるコツとおすすめの使い方も紹介。

セカンドストリートの買取はひどい?口コミ・評判からわかるリアルな注意点と使いこなし術


「セカンドストリートで服を売ったけど、驚くほど安かった…」
「持ち込んでも“値段がつきません”の一点張り。ひどい対応だった…」

 

ネットで「セカンドストリート」と検索すると、「買取ひどい」「査定が安い」など、気になる口コミがたくさん出てきますよね。
でも、その一方で「便利だった」「思ったより高く売れた」というポジティブな声もあるのが実情です。

 

一体なぜ、評価が真っ二つに分かれるのか?

 

この記事では、FP(ファイナンシャル・プランナー)目線から、実際の利用者の口コミ・評判をもとに、セカスト買取のリアルと“失敗しない使い方”を徹底解説します。

・本当にひどいのか?
・安く買い叩かれるリスクはあるのか?
・上手に使えば得できるのか?

これから買取に出そうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
実際に利用してわかった“納得できる売り方”も体験談を交えて紹介していきます。

セカンドストリートとは?買取サービスの特徴

セカンドストリート(通称:セカスト)は、全国に約800店舗を展開する大手リユースショップ。
運営会社は「ゲオホールディングス」で、DVDレンタルやゲーム販売で知られるGEOのグループ企業です。

 

衣類やバッグ、アクセサリーといったファッションアイテムはもちろん、家電・家具・アウトドア用品・楽器・ホビー・スポーツ用品など、ジャンルを問わず買取・販売している点が特徴です。

どんなモノが売れる?取扱ジャンルの幅広さ

セカンドストリートは他の買取店と比べても、取扱品目が圧倒的に多いです。
代表的なジャンルは以下の通り

洋服・バッグ・シューズ(メンズ・レディース・キッズ)
ブランド品(ルイヴィトン・シャネル・グッチ等)
スマホ・家電製品・ゲーム機・テレビなどの電化製品
楽器・オーディオ・カメラ
フィギュア・プラモデル・鉄道模型などのホビー
アウトドア用品・キャンプギア・スポーツ用品
ベビー用品・自転車・家具なども対象

「リサイクルショップ=古着屋」ではないことがわかります。
処分に困るようなジャンルでも、セカストなら受け入れ可能なケースが多いのが魅力です。

3つの買取方法から選べる

セカンドストリートでは、以下の買取方法からライフスタイルに合わせて選べます。

① 店頭買取(即日現金化)

・店舗に直接持ち込むタイプ
・その場で査定 → 金額に納得すれば即現金で受け取り
・査定時間はアイテム数によって異なる(目安:30分〜1時間)

急ぎでお金に変えたい人には最も手軽な方法です。

② 宅配買取(全国対応・送料・返送料0円)

・自宅で申し込んでダンボールで発送するだけ
・査定結果はメールで通知、金額に納得すれば銀行振込
・返送料も無料なので“ノーリスク”で試せる

※ファッションアイテム・雑貨系に向いています。
※家電など大型商品は不可なので注意。

③ 出張買取(一部エリアのみ)

・大型家具や家電がある場合、自宅まで来てもらえる
・自分で運べない人、引っ越しや断捨離時に便利

対象エリアが限られているため、公式サイトでの事前確認が必要です。

「セカストはひどい」って本当?口コミ・評判を徹底調査

「セカンドストリート 買取」で検索すると、「ひどい」「安すぎる」「対応が悪い」などの不安をあおるキーワードが表示されます。
では、実際に利用した人の声をもとに、良い評判・悪い評判を具体的に見ていきましょう。

悪い口コミで多い内容とは?

「査定額が安すぎる」

「ブランド服を持って行ったけど、数百円だった」
「数点まとめて1,000円未満。さすがにがっかりした」

これは非常に多く見られる不満です。特にフリマ感覚で「数千円〜1万円以上になるかも」と期待していると、ギャップにがっかりしてしまうケースがあります。

「査定理由の説明がない」「スタッフの対応が素っ気ない」

「金額だけ提示されて“どうしますか?”の一言」
「査定基準がよくわからないのに納得を求められた」

一部の店舗ではスタッフ教育や対応の質に差があり、説明不足や事務的な対応が「冷たい」「感じが悪い」と受け取られることも。

「持っていったのに“買取不可”が多すぎる」

「10点持って行ったのに、9点が“対象外”だった」
「使用感ありの商品はほぼ断られる」

「買取対象外」が多くなる理由は、状態基準・シーズン・市場価値などが関係しています。これは後ほど対策として解説します。

良い口コミも実は多い?

一方で、肯定的な声も少なくありません。

「手間なく即日で売れたのはありがたい」

「大掃除のついでに持っていったらすぐ売れて助かった」
「メルカリより手間なくて良い」

特に「売れればラッキー」くらいの感覚で使うと、便利さが際立ちます。

「想定より高く売れた商品もあった」

「箱付き未使用の家電が3,000円で売れた」
「服は安かったけど、腕時計は予想以上に高く買ってくれた」

ジャンルや状態によっては、他社よりも高い価格がつくケースもあるようです。

口コミ評価が割れる3つの理由

① “フリマ基準”で価格を期待してしまう

メルカリやヤフオクに慣れている人ほど、「このブランドなら1万円くらいで売れるはず」と思いがち。
しかしリユース業者は再販・保管・人件費などのコストを差し引いて査定するため、一般相場の半値〜3割程度になることも珍しくありません。

② 店舗ごとに査定スキルや対応に差がある

口コミを見ていても、「この店舗は良かった」「◯◯店は対応が最悪だった」と真逆の評価が並んでいます。
これは各店舗の混雑状況・人員配置・研修体制の差が影響していると考えられます。

③ 売るジャンルとタイミングによる差

セカンドストリートは「ブランド服」「家電」「スポーツ用品」「ホビー」など多ジャンルを扱いますが、
査定額が高くつくジャンルと、ほぼ値段がつかないジャンルが存在します。

 

また、季節外れのアイテムは減額・買取不可になることも。

セカンドストリートで“損しない”ためのコツ

「ひどい」「安すぎる」と言われる一方で、うまく活用して“得している人”も確実に存在します。
実際に査定額に差がつく理由を知り、事前に準備しておけば、セカストの買取で損するリスクはかなり減らせます。
ここでは、FP目線で見た「損しない使い方」を紹介します。

査定額アップのためにできること

① 売るタイミング・シーズンを意識する

季節外れのアイテムは査定額が下がったり、買取対象外になることがあります。

夏物は3〜6月、冬物は9〜12月が売り時
スポーツ用品やアウトドアグッズは春先が狙い目

「売る時期」を間違えないだけで、同じ商品でも数百〜数千円の差が出ることもあります。

② きれいにしてから持ち込む

汚れがあるだけで「状態不良扱い」されて減額対象になることは珍しくありません。

・洋服はシワを伸ばし、洗濯済みに
・靴やバッグはブラシで軽く掃除
・家電はホコリや汚れを拭き取るだけでも印象アップ

“中古品=商品”という意識で丁寧に扱うことがポイントです。

③ 複数ジャンル・大量にまとめて出す

「まとめて出すと査定アップ」キャンペーンを実施している時期があります。
特に店頭買取では、大量に持ち込んだ方がスタッフも交渉に柔軟になる傾向があります。
また、一つだけ高価なアイテムがある場合は、安価なモノと一緒に出すことで全体の印象も良くなりやすいです。

こんな人にはおすすめ/おすすめしにくい

セカンドストリートがおすすめな人

片付けや引っ越しでとにかくまとめて手放したい人
メルカリ出品が面倒・時間がない人
服・家電・雑貨などを“処分感覚”で手放したい人

おすすめしにくい人

高額ブランドやプレミア商品を単品で高く売りたい人
査定額に納得がいかないとストレスを感じやすい人
丁寧な接客や説明を求める人

 

このように、「なんでも高く売れる場所」ではなく、「気軽に手放すための買取窓口」として使うのがセカストの本来の価値。
次は、FPとして実際に使ってみた体験談を紹介しながら、よりリアルな評価に迫っていきます。

実際に使ってみた体験談(FP視点)

「買取ひどい」という口コミが気になっていた私も、実はセカンドストリートを何度か利用しています。
FPとして“モノをお金に変える”観点から、実際に利用して感じたこと、気づいたことを率直にお話しします。

私が売ったモノと査定額(参考例)

以下は、実際に私が店頭買取で売ったときの一例です(2024年秋ごろ、都内店舗にて):

UNIQLO ウルトラライトダウン(状態良好) → 200円
無印良品のチェア(やや使用感あり) → 300円
SHARP 加湿器(3年使用) → 800円
THE NORTH FACEのウエストバッグ(新品に近い) → 1,500円
カシオ腕時計(箱なし・動作品) → 1,000円

合計:3,800円(その場で現金受取)

 

メルカリで売れば合計1万円以上にはなったと思いますが、写真撮影・梱包・発送・値下げ交渉・トラブル対応の手間を考えると、「このスピードとラクさなら悪くない」と感じました。

査定のスピード・対応・満足度

・持ち込みから査定完了まで:約25分(平日の昼)
・店員さんの対応:非常に丁寧で説明もあり
・査定理由の明示:価格がつかないものは「使用感」「季節外」などの理由をきちんと教えてくれた

店舗ごとに対応の差はあると思いますが、「全然ひどくないやん」というのが正直な感想です。

他サービスとの比較

サービス名 メリット デメリット
セカンドストリート 即日現金化・手間がない 高額査定は期待しにくい
メルカリ 高く売れる可能性大 手間・時間・トラブル対応が必要
家電高く売れるドットコム 大型家電もOK・出張対応あり 日程調整・査定時間がかかる場合も
ジモティー 無料〜高値もあり得る 取引の安全性や手間に注意

「手放す手段をどう選ぶか」は、“金額”だけでなく“労力と時間”も含めたトータルで考えることが大切です。

まとめ|セカンドストリートを使う前に知っておくべきこと

セカンドストリートの買取について「ひどい」という口コミが存在するのは事実です。
しかし、すべての人にとって悪いサービスかというと、決してそうではありません。

失敗しないために大事なのは“目的”を明確にすること

・とにかく早く・まとめて処分したいのか
・できるだけ高く売りたいのか
・手間をかけずにラクに済ませたいのか

この目的によって、セカンドストリートを“便利”と感じるか、“ひどい”と感じるかが大きく分かれます。

“高く売る”なら戦略が必要

セカンドストリートは「どんなモノでも高く売れる場所」ではありません。
高額査定を狙うなら、以下を意識することが重要です:

・季節に合ったタイミングで持ち込む
・状態をきれいに整えてから査定へ出す
・人気ジャンル・売れ筋ブランドを選ぶ
・買取方法(宅配・店頭・出張)を商品によって使い分ける

結論|“処分”と“現金化”の中間地点として優秀

FPとしての視点で見ると、セカンドストリートは「価値が下がる前に手放す」「ごみにならないうちにお金に変える」という点で、とても合理的な選択肢です。

 

捨てようと思っていた服や家電が、たとえ数百円でも現金になる。それが積み重なれば、ちょっとした外食代や生活費の足しにもなります。

 

セカンドストリート公式 買取サービス

 

「思ったより高く売れた」も、「値段つかないかも…」も、まずは試してみないとわかりません。
“もったいない”を“ちょっと得した”に変える一歩を、ここから始めてみてはいかがでしょうか。